愛知工科大学で弊社の井澤が講師を務めました その1
2021年6月16日、愛知工科大学で弊社の井澤が講師を務めました。
オブザーバーとして三輪が、講義中の教材作成の補佐として山田も参加しました。
当講座は愛知工科大学 酒井講師の『起業マインド創造』プログラムの一部である、特別講義1と2を弊社が2015年から請け負っており、今年で7年目となります。
特別講義の内容は、経営に欠かせない販売活動に着目し、販路を開拓するためのマインドを形にすることを目的としています。
商品の特性を知り、販売方法についてグループ毎に討議し発表する、という流れとなります。
今年は趣向を凝らして、より特性について具体的に知ってもらえるよう、
販売のお題となる商品(はんだ付け教材“イライラ棒”)を実際に組み立ててもらう内容を織り込みました。
同じものを小学生向けの発明クラブでも使用していますが、時間の都合で小学生なら3時間かける内容を、工業科の大学生相手ならと40分に短縮しました。
1週間前に説明書と講座の資料を公開し事前にアナウンスしていたので、一通り目だけでも通しておけば当日分からない所を質問しながら効率よく進める機会はありましたが、「何をすればいいんだろう」から始まる学生もみられ、難航の気配が・・・。
積極的に質問をするなど皆さんがんばって取り組んではくれましたが、結局、完成に至ったのは数名でした。
「当日何とかなるだろう」で未完成になってしまった学生は、形にならないことで悔しい思いをした方もいるかもしれません。
ですが、これも学習で、後で自主的に完成させて挽回すれば、それも学習です。
その後は、グループディスカッションに入りましたが、三輪がグループに“社長になりたくないのか?”と話しかけ厳しい大人の圧をかけて周り、話し合いの声がどんどん大きくなっていきました。
実際は“社長になりたいです!”と言う学生は少数でしたが、開拓する精神は社長でなくても大切です。
さて、会社員なのに起業講座? と思われるかと思いますので、経緯をお話しますと、
セキアオイテクノ株式会社 特機部は、社長の特命で三輪が事業内容も決まらない0から立ち上げた新規部署で、今では弊社実装事業のなかでも上流工程にあたる試作から営業をかけ量産につなげる重要な部署へと成長しています。
そんな民間ならではの経験を講義してほしいと、当時の学長から三輪が要請されたことが始まりです。
現在は人材育成の一環で井澤が担当しております。
マイクなしでも聞こえるほどの大きな声量の持ち主に、話術という武器を身に着けてもらおうと、このような場で実地研修をするという、一番スパルタ教育を受けているのは井澤なのでした。
来月の特別講義2では、グループディスカッションの成果発表があります。
どのような意見が出るのか、今から楽しみにしています。
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